樹状細胞がんワクチン療法

樹状細胞療法では自己抗原の方が確実性が高い

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樹状細胞がんワクチン療法      
 
                           
 
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樹状細胞がんワクチン療法・免疫細胞治療

 
     

樹状細胞は免疫細胞のかなめ


現在,樹状細胞がんワクチン療法や免疫細胞療法で活用されている樹状細胞は1973年に米国のスタイマン教授により発見され,その後1999年に,機能や特徴が明らかになった細胞です。

樹状細胞は「プロフェッショナル抗原提示細胞」とも呼ばれているように,強力な抗原提示能力を持っています。

マクロファージと呼ばれる貪食細胞も,抗原提示をおこなう免疫細胞の一つですが,樹状細胞の抗原提示能力はマクロファージの100倍あるといわれています。

樹状細胞はがん細胞や細菌など,病原体を取り込み,その一部を抗原として,T細胞(αβT細胞)に認識させるだけでなく,T細胞などを活性化させるサイトカインを放出し,がん細胞への免疫反応を開始させます。

すなわち,樹状細胞は,免疫細胞の司令官のような機能を持っている,免疫のかなめともいえる細胞です。

この樹状細胞を生かした免疫療法が確立したのは,最近のことです。
その理由は,樹状細胞は,血液中には白血球の0.1%未満と,ほんのわずかしか存在せず,免疫細胞療法などに生かすには,数が不足していました。

国立感染研究所の赤川清子博士は,骨髄系細胞の単球を採取し,GM−CSFとIL−4というサイトカインで培養することに成功しました。

この培養技術を生かすことで樹状細胞の数を確保することに成功したのです。




樹状細胞がんワクチン療法とは

樹状細胞がんワクチン療法とは,樹状細胞にがん抗原を認識させ,体内にもどすことで,指令を受けた免疫細胞によりがんを攻撃するという免疫細胞療法の一種です。

樹状細胞がんワクチン療法には,抗原として,手術で得られた腫瘍から実際に採取したがん抗原を利用する方法と,手術ができない場合の人工抗原を利用する方法との2種類があります。

実際の方法としては,まず,患者の腕から血液を採取し,特殊な装置を通して単球を分離し,獲得します。 単球分離後の血液は体内にもどし,これを2時間ほど続けます。

そして,この単球を無菌室で培養し,樹状細胞に成長させ,増殖させます。

この成長した樹状細胞にがん細胞の抗原を与え,認識させます。
また,手術ができない人の場合は人工抗原を与えます。

最後に,このがん抗原を認識した樹状細胞を皮内へ注射します。

皮膚がんや咽頭がんなど,がんが表面近くに存在する場合は,樹状細胞を直接腫瘍組織に打ち込むという場合もあります。

この場合,樹状細胞は,抗原を与えられなくとも直接患者のがん細胞の抗原を提示し,その後リンパ節へ移動し,T細胞を活性化させることができるです。



樹状細胞がんワクチン療法のメリット

まず,樹状細胞がんワクチン療法が適しているのは,他の免疫細胞療法などと同様に,手術後の再発予防です。

手術していれば,患者自身のがん抗原を得ることができますし,手術で大部分のがん細胞が切除されていますので,免疫細胞が優位に働くことができます。

また,再発した場合でも,初期は肉眼では発見できませんが,樹状細胞によって活性化された免疫細胞なら,これを発見し,死滅させることが可能です。

また,手術で完全にがんを取り切れなかった場合にも有効です。術後抗がん剤を投与する方法もありますが,副作用や患者の体力も考えると樹状細胞ワクチン療法の方がメリットは大きいと思われます。

ただし,実際には,手術,抗がん剤治療,放射線治療のがん治療ではもはや治療できないといわれ,この樹状細胞療法に救いを求める患者が多いようです。

樹状細胞療法はがんペプチドワクチン療法よりも,有効率が高いという報告があります。

悪性黒色腫(メラノーマ)の患者に対して,ペプチドワクチンと樹状細胞ワクチンを比較した試験では,ペプチドワクチンを受けた患者は410名,樹状細胞ワクチンを受けた患者は116名いました。

その結果,ペプチドワクチンで有効だった人は11名で,樹状細胞ワクチンで有効だった人は同じ11名でした。

ただし,それぞれ治療を受けた患者数が違うので,ペプチドワクチンの有効率が2.7%なのに対して,樹状細胞ワクチン療法は3倍以上の9.5%と報告されています。


 
   
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樹状細胞がんワクチン実施施設

   
この樹状細胞ワクチン療法もがんワクチン療法と同様に,がん抗原として,どのようなものを使用するのかという課題があります。

この抗原は1種類だけでなく,複数使用した方が効果が大きいという試験結果がでているようです。

 
また,現在,がんの共通する抗原としてWTIと呼ばれるペプチドを使用している施設もあります。

このWTIペプチドは阪大の杉山治夫教授によって発見されたもので,多くのがんに過剰に発現している抗原です。

このWTIの使用権はテラ株式会社が独占権を持ち,このテラ株式会社と提携しているクリニックで使用が可能になっています。
 


  樹状細胞ワクチン療法実施施設
 施設名  治療法  特徴 電話 
 瀬田クリニック  樹状細胞+
ペプチドワクチン

NK細胞療法
CTL療法
γδT細胞療法

αβT細胞療法
患者のがんの種類や白血球の型(HLA)に合わせて様々な人工がん抗原ペプチドを使用。

樹状細胞に電気刺激を与え,抗原認識率を高める。

ゾレドロン酸を使用することで,T細胞を活性化すると共に,樹状細胞の抗原提示能力を高める。

その他NK細胞療法をはじめ患者に合わせた治療法が選択可能。
東京
0570・088・272


横浜
0570・088・472

大阪
0570・088・572

福岡
0570・088・672
 プリミエール
クリニック
樹状細胞+
ペプチドワクチン
患者の免疫解析やペプチド選定など,患者のタイプに合わせたテーラーメイド医療を実施。
 
低容量抗がん剤や分子標的治療薬などを活用することで,免疫力を維持。

スパークシャワーなど,温熱療法も併用して効果を高める。
 03・3222・1088
 アベ腫瘍内科
クリニック
樹状細胞+
ペプチドワクチン

NK細胞療法
患者のがん抗原,人工のがん抗原の両方が選択でき,皮内だけでなく,患部に直接樹状細胞を投与する治療も実施,

NK細胞を活用した免疫細胞療法も併用して効果を高める。
0120・660・075
 セレンクリニック 樹状細胞+
ペプチドワクチン

活性化リンパ球療法
自己のがん抗原,人工のがん抗原が選択可能。人工のものはWTIと呼ばれる多くのがんに共通のペプチドを使用。

ワクチン療法だけでなく,リンパ球を体外に取り出し,活性化させる免疫細胞療法も実施。
03・3449・6095

     
 
 
 
  
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